にこさんが獣医さんに余命1~2か月と言われて3か月が経ちましたが、
おなかの腫瘍は明らかに大きくなって、
ピンク色の肉(たぶんガン細胞でしょう)
が突出してきてるものの、元気や食欲は全く変わりません。
乳腺腫瘍が大きくなってくると自壊して膿で強烈な匂いがする、
といったことを聞きますが、今の所、小さなすり傷のような自壊(?)は
あるものの、匂いは全くありません。
にこさんが乳腺腫瘍だとわかったとき、いろんな方の闘病ブログを見て
参考にさせていただいたので、私共でずっと今まで行ってきた
乳腺腫瘍の手当てをこちらで書いておきたいと思います。
参考になれば幸いです。
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まず、ぬるま湯を用意して、ティッシュペーパーをひたし、
それでこすらない程度に優しく拭きます。
拭くというよりかは、あてて汚れを吸わせるくらいの感じです。
患部と、その周りの部分の汚れをとります。
乾いたティッシュペーパーをあてて、水分をとります。
スプレーのコルディEXを患部にスプレーします
スプレーのコルディEXは動物病院で買えます。
(もしかしたら扱っていない動物病院もあるかもしれません)
数分置いてから、ゲンタシンという抗生物質入りの軟膏を綿棒で塗ります
このゲンタシンも動物病院でもらえます。
数分置いてから、舐めさせないための服を着せます。
服の内側の腫瘍があたるあたりに「サラサーティ」を貼り付けています。
分泌物や少量の出血を吸わせるためです。
手当をしている間も、患部を舐めさせないよう注意します。
この手当を毎日朝夕行っています。
サラサーティは毎回新しいものに貼りかえます。
この手当のおかげか、3か月経っても、腫瘍は大きくなっても
たまに少量の出血をするだけで、大きな出血や化膿には至っていません。
ただ、今の所は化膿はしていませんが、
手当をしていてもさらに腫瘍が大きくなれば
化膿してくるものなのかもしれません・・・
そのあたりはまだ未経験なのでわかりませんが・・・
もし、化膿して匂いを発するようならば、
「きえーる」というスプレーがあって、
それがその匂いにすごく効くそうです。
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舐めても大丈夫な成分で、患部にスプレーすると匂いがなくなるそうです。
これも私共が直接経験したわけではありませんが、
そういう状態になった方々が重宝しているそうです。
にこさんを見守るふたばさんです
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にこさんも少しでも長くスタッフさんのそばにいたくて、毎日頑張っているのかな~って思います。でも無理せずゆっくりすごしてほしいですね。また近々遊びに行けたらいいです。
かずさん
ありがとうございます。
にこさんは十分がんばってくれてますね~
おなかの手当も注射も嫌がらずにやらせてくれますし・・・
またのご来店をにゃんこともどもお待ちしております
にこさん、手厚い介護と、あたたかい愛情で、のんびり元気に過ごしてくれてて、嬉しいです。
ちはるさん
気遣ってくださってありがとうございます!
そう思っていただけてよかったです。
完全に死を遠ざけてあげることはできませんからね・・・
生きてる間が快適で楽しければと思います
にこさんは最高のホスピスでの生活を送っていますね。
子どもの頃からいつも猫が家にいた私は何匹もの猫をみおくってきました。
今、考えると………あの仔は流行性鼻気管支炎だったんだな。あの仔はダニが原因の皮膚病で治ったあとも体力が落ちてしまったんだな。………などと思うことがあります。動物の医療も飼い主の知識もどんどん進歩していますね。
具合が悪い仔をただただ見守るしかできなかったあの頃とは大違い。でも、飼い主が見守る。ということが一番大切なのかなぁ。と思います。大勢の人たちに見守られているにこさん。それが生きる力になっているんでしょうね。
きじさん
ありがとうございます。そう感じていただけてうれしいです。
確かに今と昔では猫の病気に対する認識もずいぶん違ってますよね~
でも確かに、結局一番大切なのは見守ってもらってることですよね。
いくら高度医療を受けても、入院させてほったらかしは違う気がしますね。
本当に、ありがたいことににこさんはたくさんの方に見守ってもらえて、幸せなことです。