気持ちが少しでも軽くなるように
愛猫の死に直面した方へ |
愛猫の老いや病気に直面している方に
★おすすめの本
猫とさいごの日まで幸せに暮らす本 [ 加藤由子 ]老猫の世話や、大きな病気について、また看取りの方法まで書いてある実用的な本です。
先に心づもりしておくのに参考になると思います。
ペットががんになった時
室内飼いが普通になり、医療が発達した今、人間と同じように猫の死因としてもガンは多いです。
どのような治療があり、どのような選択するかの参考になると思います。
大往生したけりゃ医療とかかわるな 「自然死」のすすめ (幻冬舎新書) [ 中村仁一 ]
「平穏死」10の条件 胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか? [ 長尾和宏 ]
この2つは人間の老衰についての本ですが、基本的な姿勢が参考になると思います。
最後は医療を拒否した方が穏やかに老衰で死ねるという本です。
人間の医療では、「最後の最後までとことん生かす」から、これらの本の影響もあってか「延命治療はやめ、自然に死なせる方がいいのではないか」と考え直されているようです。
愛猫に対してどこまでの治療をするかの選択の参考になると思います。
★撮っておくべき動画
愛猫の写真や動画を思い出にたくさん撮っておきたいと思うと思います。その中で、ぜひ撮っておいてもらいたいのが、愛猫の食事風景です。
猫の元気の象徴、それはやっぱりごはんをよく食べる場面だと思います。
亡くなる日が近くなると、どんなに食いしん坊だった子でも、だいたいごはんは食べられなくなります。
飼い主にとって最後の記憶はそれになってしまいます。
亡くなった後で、よく食べられていた頃の動画を見ると、苦しい身体を抜け出して、今はまたこんな風に元気にごはんを食べられるようになっただろうと、安心することができます。
猫にとっても、最後の苦しい姿より、元気だったころの自分を思い出してもらった方がうれしいと思います。
そのためにもぜひ、元気なうちに、今は見慣れているかもしれませんが元気に食べている姿をカメラに収めておいてほしいと思います。