にこさんのCT検査の結果

今日、にこさんのCT検査に行ってきました。
結果はとても悪いもので、一番大きい腫瘍のほかに、
とても小さい転移が他の乳腺にもあり、
肺にも小さい転移らしきものがあり(乳腺腫瘍は肺に転移することが多いようです)
大きい腫瘍の近くのリンパ節も腫れているとのことでした。
転移があるという時点で、ガン、それも悪性であることは確定です。
やはり猫の乳がんは転移も早く、相当悪質なもののようです。
もはや、一番大きい腫瘍を手術で摘出したところで、焼石に水です。
先生とも相談した結果、完治しないうえに体に大きな負担がかかる手術は
しないことになりました。
抗がん剤治療は、前回にも書きましたが、乳腺腫瘍にはあまり効かない上に
副作用は強いハイリスクローリターンなので、するつもりはありません。
あとは、Dフラクションのような癌に効くと言われるサプリメントなどの
体に負担がなく副作用のない治療を行っていく予定です。
このような治療はどこまで効果があるのかは未知数ですが、
少なくとも負担になるような副作用はありませんので・・・
これからにこさんに対する方針としては、
とにかくQOL(生活の質)を第一に考えていきたいと思っております。
辛い治療はなく、とにかく快適に、そして愛情を感じる、心が幸福な日々を
過ごしてもらうにはどうしたらいいか、それを判断基準にしていくつもりです。
今の所は、慣れない服のせいで動きにくそうですが、食欲はとてもありますし、
昨日はおもちゃを動かすと目がキラーンとなり構えておりました。
それ以上遊ばせたりはしませんでしたが、気になるくらいの元気はあるようです。
余命は、1~2か月ほどだと言われました。
急転直下といいますか、気が付いてすぐ余命がこんなに短いと言われ、
わたしたちだけでなく、今までにこさんを愛してくださったお客様にも
戸惑わせ、悲しい気持ちにさせてしまうことが申し訳なく思います。
今後、にこさんが最後まで店で過ごすことになるか、
引退してわたくし共の家で過ごすことになるかは、
全くの未定です。状況を見て、判断していくつもりです
背中の側のリンパ節も少し腫れているそうですので、
今後、にこさんに関してはお尻をペチペチせず、撫でていただくだけで
お願いいたします。

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にこさんがお客さんのお膝に乗って、のんびり寝ている姿が好きです。
こんな穏やかな日々が少しでも長く続きますように・・・